土曜広場がスタート!

 土曜広場、開校式の様子

24日(土)から、今年度の土曜広場がいよいよスタートしました。

土曜広場は、平成14年度から市内の小中学生を対象に、普段の学校教育で学ぶことの少ない伝統的な文化や遊びを、体験学習を通して身に着けさせたり、深めさせたりすることを目的に実施されており、今年で15年目の節目を迎える取組となました。

今年の開設講座は、茶道、将棋、囲碁、百人一首、フェルト手芸の5講座で、昨年よりも20名多い、68名の小中学生が受講する中でのスタートとなりました。

開校式で、講師の先生や開設スタッフの方よりご挨拶をいただいた後に、早速、各講座の取組がスタートしましたが、茶道では、道具の紹介をしてもらいながら、その作法について指導して頂き、最初のお茶をたてさせてもらっていました。百人一首では、札の内容についてまとめられた、プリントを用意してもらい、簡単な紹介をして頂いた後に、読みに合わせて札をとる実践に入っていただきました。フェルト手芸では、最初に作る作品の手本を見せてもらった後に材料が配られ、一針、一針丁寧に縫い込む作品作りに入っていきました。将棋と囲碁は、初めて取り組む子どもたちも多く、駒の名前や、動かし方を教えていただ後に、実践形式の対局を取り組ませてもらっていました。

 お茶立ての所作について、教えて頂く子どもたちの様子

 一針、一針丁寧にフェルト作業を進める子どもたちの様子

 説明後、百人一首の対局に入る子どもたちの様子

どの講座も、普段体験できないような取組ばかりで、新鮮な気持ちで子どもたちは、取組を持つことができていたようです。土曜広場の中では、文化や遊びなどの習得のみならず、活動を通した人とのふれあいや、コミュニケーション能力を高めていく活動にもなるので、積極的に取り組んで欲しいと思っています。

まとめに、各講座の講師、運営スタッフの方々におかれましては、子どもたちのためにボランティアで参加していただいていることに対しまして、この場でお礼を申し上げたいと思います。今後も、   連携を図りながら進めて参りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。