6年生で、喫煙防止教室の実施について

たばこの害についての説明を受ける子どもたちの様子

遅れてしまいましたが20日(木)の3時間目に、江別市の保健センターから講師の方に来ていただき、6年生で喫煙防止教室が実施されました。

たばこの成分には4,000種類の成分があり、その中で健康に悪い影響をもたらす200種類の成分があり、今回の学習ではその中でも特に健康被害をもたらす代表的なものとして、運動機能を著しく低下させる一酸化炭素や、ガンの発症に影響を与えるタール、依存性を高めたり、体の成長に大きな影響を与えるニコチンについて詳しく説明して頂きました。

 

 タールがもたらす健康被害を、肺の模型を使って説明する様子

講師の先生からパワーポイントを使ってのわかりやすい説明や、写真などの資料を紹介してもらう中で、目視による違いが確認できる学習となりました。中でも子ども達はたばこを吸わない人と、毎日吸っている人の肺の色の違いを見て非常に驚く場面もみられました。最後はたばこを誘われた時にどのように断るかの役割演技を体験してみました。

また、たばこを毎日吸った場合の経済的な負担や、最近増えてきた電子たばこの害についてもくわしい説明がり子ども達は興味深く聞いていました。学習の後半ではたばこを吸うきっかけとなっている原因(誘われた、好奇心:全体の8割以上)についても紹介してもらう中で、たばこの誘いを受けた時に断るため練習を、ロールプレイング形式で行い、①自分の意思をしっかり伝える、②すわない理由をしっかり伝える(体に悪い影響がある等)、③相手を傷つけないように自分の気持ちを正直に伝える等、のポイントについてもしっかりと学ぶことが出来ました。