読みきっー代表による「まちの灯」さんの紹介で、講演会がスタート!
13日(月)の3、4時間目に、読みっきぃーボランティアで企画する絵本講演会が実施されました。
今回の絵本講演会では、講師に市内で活動されている「朗読ボランティアまちの灯」さんを迎え、本の朗読を軸に、ボランティア団体の「まちの灯」さんで、日常的に活動しているボランティア活動について、子どもたちに紹介してもらう形で進められていきました。
江別で活動されているボランティア団体「まちの灯」さんは、もともと朗読の会として発足したものではなく、視聴覚障害を持つ人たちのサポート団体として発足したものであり、目の見えない人に情報(市の機関誌や、読みたい本を録音し、情報を提供する活動)を伝えることを目的に組織された団体であることを話しして頂きました。
ボランティア団体「まちの灯」さんによる講演の様子
講演の中では、正確な情報を伝えるために、普段から留意している2つの取組を紹介してもらいました。(①同じ単語でもアクセントが異なると、違うものになってしまう同音異義語を正確に発音すること。②文章の区切り方で、意味が違ってしまう文章を正しく区切って読むこと。)「まちの灯」さんでは、この2つの留意点をマスターするために、半年間の発音練習や朗読の学習を積んで、実践に望んでいるとのことでした。
集中して、朗読鑑賞する子どもたちの様子
今日の朗読では、3時間目の1~3年生の学年では、「ぶらぶらたろすけ」、「なんげえはなしっこしかへがな:鬼婆」の2つのお話を、4時間目の4~6年生の学年では「阪急電車」の話しを紹介してもらいましたが、美しい発音で、流れるように朗読していただき、子どもたちもすっかり話しに引き込まれていたようでした。
また、30年以上続く、ボランティア活動の秘訣として、8つの心構え(①信頼関係を築くために約束、秘密を守る。②細く長くを心がけ無理をしない。③謙虚さを忘れない。④仲間作りを大切にする。⑤周りの理解を得る。⑥その場にふさわしい身なりに気をつける。⑦安全対策を怠らない。⑧周りと相談しながら進める。)についても教えて頂きました。人は支えながら生きていくものなので、これからの生活の中で、ボランティアに対して関心を持つことの大切さや、参加できる機会があれば積極的に参加して欲しいとのお話もして頂きました。
朗読鑑賞後、お礼の言葉を述べる代表児童の様子
2時間の絵本講演会となりましたが、「まちの灯」さんには、精力的に取り組んでいただき、短く感じる充実したものになりました。そして、この講演会の企画に当たっていただいた読みっきぃーのボランティアの方々と合わせましてお礼申し上げます。本日は、誠にありがとうございました。