1年生の算数で、グループ相談活動をしながら答えを求める子どもたちの様子
29日(水)の3校時目に、1年生に算数で学力向上に向けた校内での授業交流と、5時間目に体育で体力の向上を目指すボトムアップ授業がが実施されました。
1年生の算数では、大きな数を正確に数えられるように、おはじきを使って相談したり、ゲーム的な要素を加えながら正解を求めていく授業が展開されていきました。学習の進み方は、グループで相談しながらホワイトボードの上に数えやすいようおはじきを並べて答えを求めていき、その結果を全体交流の中で発表し合う形で進められていきました。
発表では、10の塊を作りいくつできたかで、正確に答える方法や、おはじきを色別に数えそれぞれを計算しながら答えを出していく方法等が見られ、グループで相談させる事で、考えを広げさせることができた授業となっていました。
ゲーム前、守り方、攻め方を相談する1年生の様子
考えた作戦、手をつないで守りを固める1年生の様子
ボトムアップ授業後の事後研の様子
また、体力向上ボトムアップ授業では、ボール蹴りの技能を高めさせながら、初めての集団競技でチームプレイをさせることや、グループ相談を取り入れながら協力して取り組む、授業を実施していただきました。
今回の学習内容は、キックベースのゲームを実施しましたが、ゲーム前に作戦タイム(グループによる相談活動)を取り、守り方や蹴る順番などを子どもたちなりに考えてプレーすることができていました。発達段階的に、相談活動が難しい学年であると言われている1年生ですが、勢いをつけて蹴る相談や、点を取られないために守り方を決めたりと、予想していない動きがどんどん工夫される楽しい授業となりました。
今後も、学力や運動能力を高めるために、交流授業等を進めていきますが、子どもたちにとってわかりやすい授業づくりを目指し、頑張って参りたいと思います。