買い物ゲームで、ゲームをする4年生の様子
7日(金)に4年生で、市の環境課と日本リサイクルネットワーク江別から講師を招いての環境学習が実施されました。
授業は、「お買い物ゲーム」という形で学習が進められていきました。カレーライスを作るための材料を、グループで相談しながら 、 決められた金額内で買っていくゲームで、おつりがたくさんでたチームが勝ちとなります。はじめは、子どもたちは、同じ品物でも、できるだけやすいものを選んで、多くのおつりがでるように取り組んでいきました。
包み紙についている処理費の確認をする4年生の様子
ゴミを減らすためにできることについて、相談する4年生の様子
その後、買ってきた品物についている包み紙(レジ袋、塩ビやポリのラップ、紙パック、空き缶、空き箱など)についている、数字に注目させ、その数字がそれらのゴミを処理するのにかかる処理費だということに気づかせてもらいました。処理費がおつりに加算されると、さらに大きな出費となり、はじめの結果とは違う順位になりました。
買い物ゲームに、再チャレンジする4年生の様子
買い物でゴミを大幅に減らすことができたことを、確認する4年生の様子
学習は、ここから環境学習の本題に入り、この処理費を減らすために、どんな工夫ができるか思考し、その考えについて全体で、交流しながら深めていく学習になって行きました。無駄なゴミを出さないようにするためには、「レジ袋を利用しないようにマイバックを使うようにする。」、「ラップなどに包まれたものを買わずに、バラ買いをするようにする。」、「リサイクルできるもの、またしやすいを買うようにする。」等、話し合った考えを生かしながらゲームに再チャレンジし、はじめの買い物よりも大きく減額できる結果となりました。
「普段の生活の中で、ごみを出さないことは、焼却など処理のために使うエネルギーを節約することにもつながり、環境を守ることにもつながる。」と、いうことに気づかせてもらえる有意義な学習となりました。