連絡が遅くなってしまいましたが、9月1日(土)に、多くの保護者の方が迎えに来ていただく中、修学旅行を無事に終えた6年生が、たくさんの思い出を胸に帰ってくることができました。
今回の修学旅行は、初日ルスツで大雨にあたるなど、予想外のハプニングに見舞われるスタートとなりましたが、その後は臨機応変な対応や時間を守って行動する等、意識された立派な取組で、大成功に終わった修学旅行となりました。
修学旅行第1日目、出発式で挨拶する実行委員長の様子
出発式では、実行委員長の「みんなで協力し、笑顔で終われるような、修学旅行にしよう。」の声がけから修学旅行がスタート。最初の目的地であるルスツに着くまでは、天気を気にしながらもバスの中で、レク係が用意してくれたクイズを交えた観光地ガイドやレクを楽しんでいきました。
出発前、バスに乗り込む子どもたちの様子
ルスツリゾートでの遊園地体験は、雨の中でのスタートとなり調整中の遊具もあったため、予定を変更して、昼食を早めに取ることに。午後からの遊具体験の時間を延ばす作戦が大当たりして、バケツをひっくり返したような雨がウソのように止み、遊具体験を楽しむことができました。遊具体験は、乗れそうな遊具に合わせて、グループ編成しての体験となりましたが、恐かった乗り物にも友達と思い切って挑戦する子もいて、苦手意識を克服できる子も見られました。中には、ルスツ最強の絶叫マシーン「ハリケーン」に5回も挑戦する強者もいて、遊具体験を満喫することができました。
雨に負けないで、遊具体験を楽しむ子どもたちの様子
雨が、奇跡的に上がり担任と喜ぶ子どもたちの様子
ルスツの後の見学地は、有珠山の噴火によってできた西口火口の散策でした。この西口火口は、2000年の3月に始まった噴火によりできたもので、平坦な道だったところが、マグマの隆起によって押し上げられ形成された火口でした。散策路は、道が急勾配になっていたり、至る所で寸断されていたり、陥没したところには池ができていました。また、道の周りにあった工場や民家などは、土砂に飲み込まれたり、押しつぶされたりしていましたが、衝撃的だったのは、麓にあった幼稚園の建物に、直径1m以上もある火山弾が跳んで、屋根や壁に無数の穴を空けていたものを目にした時でした。6年生は、理科で火山の学習を学んだばかりだったので、実際の現場を見学することができ、自然が持つ驚異的な力を改めて感じ取って帰ってくることができました。
西山火口で、ガイドさんの説明を真剣に聞く子どもたちの様子
火口散策後には、宿泊地であるサンパレスに予定通りの時刻に到着。部屋の点検を済ませた後には、楽しみにしていた夕食のバイキング体験に挑みしました。一日一杯体を動かす体験をしていたため、お腹の空き具合も良い感じになっており、何十種類も用意された豪華な食材を堪能することができました。夕食後は、プール体験をしましたが、昨年故障していて波が起こらなかったプールも復活していて、こちらもしっかりと楽しむことができました。プールの体験後は入浴タイム、自由時間、花火見学と楽しみな時間が夢のように過ぎていきましたが、変わっていたのが宿泊棟の一部建て替えのため、花火見学が部屋の中からの見学になったこと。そのため恒例の告白タイムが今年どうなったか確かめることはできませんでした。
夕食、豪華バイキングを楽しむ子どもたちの様子
お土産を片手に、部屋で交流を深める子どもたちの様子
修学旅行記は、長編のため今日の報告は第1日目の様子までと致します。続きは、明日の旅行記2に続きます。次回の旅行記にも、ご期待下さい。