薬物乱用防止教室の実施について

薬物の危険性について、子どもたちに説明する江別警察署の方の様子

12日(月)の3時間目に、江別市警察署から講師の先生に来ていただき、6年生で薬物乱用防止教室が実施されました。

学習では、前半に危険薬物や、年齢的に関心が高まってくるお酒やたばこがもたらす健康被害についての話を、そして、後半ではネットトラブルについて気をつけていかなければならない点についての説明をして頂きました。

お酒が体に与える影響で、一番大きいのが脳細胞に与える影響で、アルコールにより脳細胞が萎縮し、記憶障害、言語障害、運動能力の低下などのが起こること、また、アルコールを分解する内臓の仕組みが充分に発達していないため、急激な吸飲を行うと大きな負担がかかり、急性アルコール中毒(死に至る場合も有り)を起こす原因になっていることなど、教えて頂きました。また、たばこについても、心臓や肺への負担が大きく運動機能を低下させる原因になることや、日常的に喫煙が止められなくなる、常習性や依存性について詳しく説明して頂きました。

薬物については、薬物といわれる代表的な覚醒剤や大麻、危険ドラックなどを紹介してもらう中で、使用するとどんな危険性があるのか、安易な気持ちで利用すると法的にどんな措置が取られるのか、周りの人(保護者)に与える影響、身の回りに潜む危険性になどについて教えて頂きました。そして、まとめとしては、トラブルに巻き込まれないようにするためには2つ、①正しい知識を持ち、誘惑などにだまされないこと、②しっかりと自分の意志を持って断れるようにすること、を確認していきました。

授業後半のネットトラブルの学習では、ネット通信によってどんなトラブルが起きているのか、具体的な事例を紹介して頂きながら、トラブルを回避していくための手立てや、安易なやり取りが重大な問題に発生していくこともあり、自分自信がトラブルを起こさないようにするため、どんな注意が必要か3つのポイント、①文章などを発信する場合は、発信前に読み返して、誤解がない内容なのか、確認して送る。②相手の状況や気持ちを充分に考えて発信する。③大切な内容は、直接伝えるか電話で伝え、メールでは送信しないようにする。について教えて頂きました。