指導力向上を目指す、授業交流の実施について

 授業交流で、子どもたちの活動を観察する先生方の様子

12日(火)の3校時目に、5年生の算数の授業において、教職員間の交流による指導力向上を目的とした校内授業交流が行われました。

授業の内容は、面積の異なるエレベーターに乗っている人の数から、それぞれのエレベーターの混み具合を比較し、もっとも混み合っているエレベーターを見つけ出す学習で、個々に考えた解決の手立てを、更にグループ討議しながら考えを深め、広げさせる形で進められていきました。

はじめは、個々の考えをまとめさせるために、注目するポイントについて説明をする中で、子どもたちに解決に向けた見通しを持たせる形で授業が展開されていました。また、中盤では、個々にまとめた考えを、どういった形で発表につなげていくのか、授業の流れが丁寧に紹介されており、子どもたちにとって見通しの持てるわかりやすい学習展開で進められていました。

            グループ討議によって、考えを交流する子どもたちの様子

新学習指導要領では、自分の考えを深め、自主的な学習を広げさせていくことが求められるようになってきますが、本日、交流された授業は、その主旨を意識した授業展開となっており、授業力を高めスキルアップを図っていく上でも、参考となる授業となりました。