29日(金)に、多くの保護者の方が迎えに来ていただく中、宿泊学習を終えた5年生が、元気に帰ってくることができました。
素敵な手づくり団扇で、見送ってくれる保護者の方々の様子
今回の宿泊学習は、全てのプログラムが外での企画となっていた、事前の天気予報が悪く非常に心配されましたが、前日からの大雨も奇跡的に上がり、予定されていた全てのプログラムを変更することなく実施して帰ってくることができました。もちろんその分、思い出深く、楽しい宿泊学習にすることができたのではないかと思います。
ふぁふぁドームに夢中になる5年生の様子
スタートとなった砂川ふしぎの森探検では、公園のメイン広場に設置された「ふぁふぁドーム(空気が内部に圧縮されていて、トランポリンのように表面でジャンプして遊べる遊具)」にほぼ全員がはまって大はしゃぎ、体力の半分以上を消耗する衝撃的なスタートとなりました。
そのメインの広場で昼食を取った後は、宿泊施設のネイパルに移動し、夕食の野外炊飯のカレー作りに挑戦しました。ここでは野外炊飯に使う薪や火を、自分たちの手で用意するため、薪は薪割り、火は火おこし体験から調理を進めました。火おこしは前日まで雨が降っていたので、火おこしに使う麻や藻草などがしけり気味で、火おこしに大苦戦。なかなか上手く火おこしができませんでしたが、タイムリミットギリギリまで挑戦し、最後のラストチャンスで全てのグループが見事に種火を起こす奇跡を起こしてくれました。
1日目の昼食、お弁当を食べる5年生の様子
火おこし体験に挑戦する子どもたちの様子
指導員の方からは、グループの3,4割りぐらいしか成功しないことや、雨上がりのため火がつきにくいことも言われたのですが、美味しいカレーを作るために、必死に頑張ることができた結果かも知れません。もちろんカレーは、どのグループも上手に調理することができましたが、みんなで協力して作った調味料も加わり、最高に美味しいカレーを堪能することができました。
調理に大切な薪割り体験をする子どもたちの様子
カレー作りの下ごしらえを進める子どもたちの様子
かまどでカレーを、調理する子どもたちの様子
最高のカレーを堪能する子どもたちの様子
夕食後は、楽しみにしていたキャンプファイヤーを実施しましたが、キャンプファイヤー実行委員会や学級毎の出し物など、事前の準備をしっかり整えていたせいもあり、歌に踊り、ゲームと内容が濃く、非常に盛り上がるキャンプファイヤーとなりました。また、途中からは引率教員以外の先生方が、突然の乱入サプライズもあり、子どもたちも大喜びする場面もみられました。
キャンプファイヤーで盛り上がる先生と子どもたちの様子
キャンプファイヤーの後には、恒例の肝試しを行いましたが、きもだめしに子どもたちは、最初からビビリ気味で、スタート前から泣き出す子が続出。夜の森の暗さは予想以上に暗く、恐さをそそり、途中で棄権して帰ってくるグループも見られました。また、キャンプファイヤーでサプライズ訪問してくれた先生方が、きもだめしにもサプライズ出演。きもだめしコースの途中に潜んでくれ、子どもたちは脅かされて大泣きで帰ってくる子どもたちも大勢出てしまう結果になりました。
部屋でくつろぐ子どもたちの様子
この後、宿泊施設に戻り、入浴時間や自由時間を友達と友好を深めながら、楽しい時間を過ごす事ができていました。自由時間の後は、いよいよ就寝時間。昼間のふぁふぁドームの効果恐るべし、疲労困憊していた子どもたちは、時間を守ってバッチリ就寝してしまいました。 こうして1日目の夜は更けていきました。
宿泊学習の紹介は、長編となるため、本日の報告はここまでとし、2日目の報告を、次回週明け7月2日(月)に、まわしたいと思います。子どもたちの様子をできるだけ詳しく報告したいと思いますので、楽しみにしていて下さい。