日別アーカイブ: 2018年9月21日

低学年ブロック、参観日の実施について

21日(木)に、地震の影響で延期となっていた1、2年生の低学年ブロックの参観日が実施されました。

今回の授業参観では1年生は、国語の授業を見て頂きました。学習していた題材は、「数え歌」で、昔言葉での数の数え方を覚えたり、数え歌の替え歌をオリジナルで作成する学習が進められていました。数え歌の数に合わせて言葉を探し出していく学習にもなっていて、語彙力を高める学習にもなっていました。クラスによって進め方が多少異なるところもありましたが、グループで相談しながら替え歌を作るなど、子どもたちは楽しそうに取組を進めることができていました。

 

参観授業で、オリジナルの数え歌を発表する1年生の様子

2年生の授業は、図工の授業を見て頂きました。今日取り組んだ課題は、教科書に載っている「まどをひらいて」で、色画用紙にいろいろな窓を自由に描き、カッターで切り抜いていく取組が持たれていました。2年生にとってカッターの扱いは初めての取組となるため、安全な使い方の指導をした後、事前にデザインした図柄を切り抜いていくところを参観して頂きました。また、子どもたちは、切り抜き作業に入ったところで、保護者の方に近くで見守って頂いたり、アドバイスを受けながら進めることができ、うれしそうに取組を持つ姿が印象的でした。

 保護者の方にサポートを受けながら、工作に取り組む2年生の様子

授業参観後は、学級レクなどを当初計画して頂いていましたが、地震による急きょの日程変更のため、今回はレクの取組は実施されませんでした。しかしながら学級懇談会を実施する学級もあって、休み明け後の生活の様子や学習発表会等に向けての動きなどについて報告がされていたようです。

今回は、急きょの日程変更による参観日となりましたが、多くの保護者の方に参観して頂くことができました。日程変更により準備等でたくさんのご迷惑をおかけしたことと思いますが、この場をお借りしてお詫び申し上げます。誠に申し訳ありませんでした。今後とも連携を取り進めて参りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

6年生で、喫煙防止教室の実施について

たばこの害についての説明を受ける子どもたちの様子

遅れてしまいましたが20日(木)の3時間目に、江別市の保健センターから講師の方に来ていただき、6年生で喫煙防止教室が実施されました。

たばこの成分には4,000種類の成分があり、その中で健康に悪い影響をもたらす200種類の成分があり、今回の学習ではその中でも特に健康被害をもたらす代表的なものとして、運動機能を著しく低下させる一酸化炭素や、ガンの発症に影響を与えるタール、依存性を高めたり、体の成長に大きな影響を与えるニコチンについて詳しく説明して頂きました。

 

 タールがもたらす健康被害を、肺の模型を使って説明する様子

講師の先生からパワーポイントを使ってのわかりやすい説明や、写真などの資料を紹介してもらう中で、目視による違いが確認できる学習となりました。中でも子ども達はたばこを吸わない人と、毎日吸っている人の肺の色の違いを見て非常に驚く場面もみられました。最後はたばこを誘われた時にどのように断るかの役割演技を体験してみました。

また、たばこを毎日吸った場合の経済的な負担や、最近増えてきた電子たばこの害についてもくわしい説明がり子ども達は興味深く聞いていました。学習の後半ではたばこを吸うきっかけとなっている原因(誘われた、好奇心:全体の8割以上)についても紹介してもらう中で、たばこの誘いを受けた時に断るため練習を、ロールプレイング形式で行い、①自分の意思をしっかり伝える、②すわない理由をしっかり伝える(体に悪い影響がある等)、③相手を傷つけないように自分の気持ちを正直に伝える等、のポイントについてもしっかりと学ぶことが出来ました。

第2回コミュニティー・スクール運営委員会の実施について

20日の夜に開かれた第2回CS運営委員会の様子

20日(木)の夜に、前期の取組の中間報告と、後期に向けた活動の確認のための第2回目のコミュニティー・スクール運営委員会が実施されました。

第2回目のコミュニティー・スクール運営委員会では、この半年間に取り組んできた前期の活動経過が確認された後、目指す子ども像に向け、具現化するために設定された、活動の評価項目に沿って、中間評価の結果や課題点などが報告されました。

コミュニティー・スクールの活動を推進させるために組織された3つの部からも、この半年間で取り組んだ代表的な見守り活動や、地域人材を活用した授業実践等の活動報告が行われ、その成果や今後の活動に向けた改善点などについて確認がされていきました。

また、この他の議題として9月に発生した胆振東部地震に対する安全対策の確認や、連絡体制の中で課題となった今後の対応についての対策の進め方。今、全国のニュースでも取り上げられ話題となっている「重いカバン」への対策についても話し合いが進められていきました。

話し合いの中で確認されていった内容については、地震対策では、短時間で集中的に送信できるメールの加入率をできるだけ100%に近づけ、緊急時の連絡体制を今以上に充実させて行くことや、災害時連絡が取れなくなった場合の児童の安全な引き渡しに関する事前周知の徹底などが確認されました。また、カバン対策では、家庭学習との兼ね合いを考慮しながら、学校に置くことのできる教科書などを考え工夫していくことが確認されました。

尚、今回の運営委員会で話し合われた内容については、後日、発行される広報誌や、学校便りなどで、周知していくことになります。ご協力を得ながら保護者の皆様や地域と一体となって取り組んで参りたいと思いますので、今後もご協力よろしくお願いいたします。