22日(水)の午前中に、3年1組が総合的な学習の授業で、野幌の自然ふれあい交流館に行き、野外観察学習を行ってきました。
今回の学習は、夏場の8月に訪問した時の森林公園と、冬場の森林公園の違いについて調べてくる学習で、主に森林内で冬場に観察できる動物たちの種類や、過ごし方の違いについて調べる学習となりました。
はじめに、観察のポイントについて交流館の指導員の方から説明を受けましたが、特に冬場に公園内で多く見られる小鳥の見分け方について、大きさや色、シルエットなどについてレクチャーを受け、野外観察でその特徴を生かして、確認するように指示を受けました。また、公園内の場所の違いによって、積雪量のが異なるので、その理由についても調べてくるように伝えられ、いよいよ野外観察となりました。
野外観察のポイントについてレクチャーを受ける子どもたちの様子
野外観察では、鳥以外の姿は実際に見ることはできませんでしたが、キタキツネとエゾリスの足跡を観察することができました。この二種類の動物でも、形態や歩き方の違いによって、特徴がでており、指導員の先生からその特徴についての説明を受けながら全員でしっかり確認することができました。
キタキツネの足跡を発見し、その特徴の説明を受ける子どもたち
今回の観察で、実際に確認できたのは野鳥で、トビやハシブトガラス、ゴジュウカラなどを森の中で発見することができました。また、館内に設置されたバードウオッチ用の望遠鏡を使っての観察では、ヒヨドリがリンゴを食べている様子、ヤマガラ、シジュウカラ、ハシブトガラなどのカラフルな小鳥が向日葵の種を運んでいく様子も観察することができました。
野外観察で、ゴジュウカラを発見し、観察する子どもたちの様子
野外観察コーナーの望遠鏡で、野鳥観察する子どもたちの様子
自然を身近に感じ、自然を大切に思う気持ちを高めて行く事を、目的に実施された学習でしたが、好天にも恵まれ、森林の中を気持ち良く歩くことのできた貴重な体験学習となりました。
来週の28日(火)には、3年2組が同じくふれあい交流館に野外観察に行く予定です。今日と同じく、好天に恵まれての実施 となることを期待したいと思います。