体育館で行われたスタンツ研修の様子
27日(月)の放課後に、29年度の運動会に向けたスタンツ(組立体操)の研修会を実施しました。
昨年度、運動会後にスタンツに対しての保護者アンケートを実施し、29年度に向けた取組に対しての方向性(下記に記載)をお知らせしていましたが、今回の研修では、安全性について共通理解を深める取組を中心とした学習会を実施しました。
今回の研修内容の中心となったのは、2月7日に東京で開かれた日体大の常任理事の三宅亮輔先生の研修会で学んで来たものをベースに行いました。基本的な動きを中心に、先生方でペアになるなど、実際に実技しながらの研修となりましたが、演技の中で力を入れる箇所の確認や、怪我を防ぐための理想的な重心の取り方などを確認しながらの研修となりました。
今後は、三宅先生が出版しているビデオ教材などを購入し、さらに来年度の実施に向けての研修を深めていく予定です。
簡単だけど協力しなければできない組立体操を体感
簡単でもバランス感覚を高める組み体操の確認
安定した土台を作るための工夫の仕方の確認
体になるべく負荷のかからない、手足を乗せる位置の確認
<29年度 運動会でのスタンツ実施に向けての改善策>
①高さや派手さを求める組み体操から、集団演技を中心とした動きのある演技構成への転換
②単純なスタンツでも、組み合わせに変化を持たせ立体感を出すなど、難度を高めた演技構成への転換
③それぞれが組み合わせの中で、重要な役割を持たせ達成感のある演技構成へ転換
④ダンスなどを組み入れる等、リズム的な要素を取り入れ、表現力を高めさせる演技構成への転換
⑤運動靴等を、柔らかな足袋に変えるなど、更なる安全性の確保を考慮