実践力を高める交流授業の実施について

1日(金)の3校時目に、3年生の算数の授業において、教職員間の交流による指導力向上を目的とした校内授業交流が行われました。

授業の内容は、正三角形や二等辺三角形など、いろいろな三角形について理解し、分別することができるようにする学習が進められていました。

今回の学習の工夫については、長さの違う数種類の直線を、複数本用意したものを自由に組合わせて三角形を作らせ、出来上がった三角形を、自分なりの考えで種類分けさせ、それを、班でグループ討議しながら考えを広げ、深めさせる形で進められていきました。

同じ長さや長さの違う直線を、組合わせて三角形をつくる子どもたちの様子

長さの違う直線(色別で、棒の長さを変化)を、子どもたちが直接、手で触れ、視覚で確認しながら組合わせていく体験は、三角形をつくり出していく試行錯誤の過程で思考を深める大きな体験になっていたのではないかと感じました。

            グループ討議で、考を広げていく子どもたちの様子

グループ討議でまとめた結果を、全体交流で発表する子どもたちの様子

新学習指導要領では、自分の考えを深め、自主的な学習を広げさせていくことが求められるようになってきますが、本日、交流された授業は、その主旨を意識した授業展開となっており、授業力を高めスキルアップを図っていく上でも、参考となる授業となりました。