校内授業交流の実施について

  5年生で行われた算数の交流授業の様子

9日(木)の3校時目に、5年生の算数の授業において、指導力のスキルアップを図る授業交流が行われました。

授業の内容は、式に分数と整数が混ざる式をどう解いていくのか、自分の考えをまとめて発表していく授業で、式を導き出すのに数直線を使って説明が行われ、非常にわかりやすい学習展開で進められていました。

          課題にもとづき、自分の考えをまとめる子どもたちの様子

意外だったのは、分数と整数が混ざった式の解き方を事前に計算方法を知っている子ほど、言葉や図で自分なりの説明に置き換えていくのに時間がかかったことと、逆に時間的な余裕があっても、一つの考えをまとめてしまうと、違う考え方に挑戦する子が少なかったことです。

新学習指導要領では、自分の考えを深め、自主的な学習を広げさせていくことが求められるようになってきますが、東野幌小の子どもたちは、発表の場面では、積極的に発言できる子が多く、学習に対して意欲を感じる子どもたちなので、考えをどんどん自主的に広げさせる発問の工夫などを、さらに考え、改善を加えていかなければならないと感じました。