6年生で、薬物乱用防止教室の実施について

  薬物の危険性について、子どもたちに説明する江別警察署の方の様子

11日(月)の3時間目に、江別市警察署から講師の先生に来ていただき、6年生で薬物乱用防止教室が実施されました。

学習では、薬物に先立ち、年齢的に関心が高まってくるお酒やたばこがもたらす健康被害についての説明を中心に、授業を進めてもらいました。

お酒が体に与える影響で、一番大きいのが脳細胞に与える影響で、アルコールにより脳細胞が萎縮し、記憶障害、言語障害、運動能力の低下などのが起こること、また、アルコールを分解する内臓の仕組みが充分に発達していないため、急激な吸飲を行うと大きな負担がかかり、急性アルコール中毒(死に至る場合も有り)を起こす原因になっていることなど、教えて頂きました。たばこについても、心臓や肺への負担が大きく運動機能を低下させる原因になることや、日常的に喫煙が止められなくなる、常習性や依存性について詳しく説明して頂きました。

本題の薬物については、薬物といわれる代表的な覚醒剤や大麻、危険ドラックなどを紹介してもらう中で、使用するとどんな危険性があるのか、安易な気持ちで利用すると法的にどんな措置が取られるのか、周りの人(保護者)に与える影響、身の回りに潜む危険性になどについて教えて頂きました。

 授業後に、感想を述べる6年生の様子

今回の学習は、正しい知識を持ち、誘惑などにだまされることなく、しっかりと自分の意志を持って断れるようにするための学習として実施されましたが、子どもたちは、「人に迷惑をかけないようにしたい。」、「自分の気持ちをしっかり伝え、断れるようにする。」と、授業の最後にしっかりと感想を述べることができていました。