道徳授業校内研の実施について

グループ交流で、決まりが無い場合の問題点について交流する3年生の様子

4日(水)の2時間目に、3年生の道徳授業において、校内授業研が実施されました。

今年度の研修テーマである、道徳教科での指導力の向上のために実施された校内授業研でしたが、6月22日に行われた交流授業の第2弾として実施されました。今日の学習では、「決まりは何のためにあるのだろう?」と言うことで、学校生活の中になる決まりについて考え、生活の見直しについて考えていく学習として進められていきました。

初めに学校生活の中での場面設定(授業中、給食の時間、休み時間)をおこない、その中にある決まりについて、発表しながら学校生活の中での決まりについて確認していきました。そして、それらの決まりが何のためにあるのかを考えて行くために、資料として決まりのない国に迷い込む男の子の話を紹介する中で、授業は進められていました。

決まりのない国中で、初めは喜んでいた男の子が、次第にその中での不便さを感じていく過程を読み取りながら、主人公である男の子の考えを推察し、初めに場面設定(授業中、給食の時間、休み時間)された自分たちの生活に振り返っていく流れで、授業は展開されていきました。

まとめでは、決まりがない場合、どんなことが起こるのか自分の意見をワークシートに考えながらまとめ、班内で意見を交流し合ったり、全体発表する中で、最終的に自分の感想をまとめていく形で、授業はまとめられていきました。

また、今日の取組では、授業後、事後研修として、授業を教職員全員で振り返り、授業で参考になった点や、授業展開での改善点について協議しながら、今後の授業を進めていく上でスキルアップにつながるように話し合いが持たれました。道徳授業における校内交流授業は、今後も全員が輪番に実施して行き、お互いの授業に還元できるように研修を深めていく予定です。